トイレのウォシュレットの設置・交換について
ウォシュレットの設置・交換の手順
ウォシュレット(温水洗浄便座)の設置・交換は、基本的な工具と手順を理解していれば比較的簡単に行えます。ただし、電源や水回りを扱うため、慎重に作業を進める必要があります。
1. 既存のウォシュレット(または普通便座)の取り外し
- トイレの止水栓を閉める。
- タンクの残った水を流して水を抜く。
- 既存の便座の固定部分(ナットやボルト)を外し、便座を取り外す。
- ウォシュレットがついている場合は、給水ホースも外す。
2. 新しいウォシュレットの取り付け
- 便器の取り付け位置を確認し、新しいウォシュレットのベースプレートを固定する。
- ウォシュレット本体をベースプレートにスライドしてはめ込む。
- 給水ホースを止水栓につなぎ、しっかり締める。
- 電源プラグをコンセントに差し込む。
3. 動作確認
- 止水栓を開けて水漏れがないか確認する。
- ウォシュレットの動作テストを行い、正常に機能するかチェックする。
- リモコンなどの設定を行う。
注意点
- 電源が近くにない場合は、延長コードではなく専用のコンセントを設置することが推奨される。
- 水漏れ防止のため、接続部分の締め付けを適切に行う。
- 便器の型によっては取り付けできないウォシュレットもあるため、事前に適合を確認する。
- 作業に不安がある場合は、専門業者に依頼することをおすすめする。
交換の目安
ウォシュレットの寿命は一般的に7~10年程度とされています。以下のような症状が出た場合は交換を検討するとよいでしょう。
- 水が出ない、または温水が作動しない。
- 異音や異臭がする。
- 本体のひび割れやボタンが効かない。
まとめ
ウォシュレットの設置・交換は適切な手順を踏めば比較的簡単に行えますが、水回りや電源を扱うため慎重な作業が必要です。適切なメンテナンスを行いながら、快適に使用できるようにしましょう。