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屋根の棟板金の取替え・交換について

棟板金とは?

棟板金(むねばんきん)は、屋根の頂上部分や折れ曲がった部分に取り付けられる金属製の部材です。 屋根材同士の接合部を覆い、雨水の侵入を防ぐ役割を果たしています。 主にトタンやガルバリウム鋼板などの金属素材で作られています。

棟板金の交換が必要な理由

  • 劣化:長年の使用により、棟板金が錆びたり、変形したりすることがあります。これにより、防水性能が低下して雨漏りの原因になる可能性があります。
  • 固定の不具合:棟板金を固定する釘が浮いてしまうことがあります。台風や強風の際に棟板金が飛ばされる危険があります。
  • 屋根材の寿命:屋根材のリフォーム時に合わせて棟板金を交換することで、全体の耐久性を向上させることができます。

交換のタイミング

棟板金の交換は以下のタイミングで検討することをおすすめします:

  • 築10年以上経過しており、定期点検を行っていない場合
  • 棟板金が浮いていたり、変形しているのを目視で確認できる場合
  • 屋根材や雨漏りのトラブルが発生している場合

交換作業の流れ

  1. 現地調査:屋根全体を点検し、棟板金の状態を確認します。
  2. 既存板金の撤去:劣化した棟板金や固定具を取り外します。
  3. 防水対策:棟下地や周辺部材の防水処理を行います。
  4. 新しい棟板金の設置:新しい棟板金を取り付け、釘やビスでしっかり固定します。
  5. 仕上げ:取り付け部分の防水処理を行い、全体の仕上がりを確認します。

費用の目安

棟板金の交換費用は、屋根の形状や面積、使用する材料によって異なります。一般的には、以下のような費用がかかることが多いです:

  • 棟板金交換のみ:1メートルあたり約5,000円〜8,000円
  • 屋根全体のリフォームを含む場合:数十万円以上

詳細な費用は、現地調査後に見積もりをお出しします。

注意点

  • 高所作業となるため、必ず専門業者に依頼してください。
  • 劣化を放置すると雨漏りや屋根材の損傷につながるため、早めの対応が重要です。
  • 定期的な点検とメンテナンスを行うことで、屋根全体の寿命を延ばすことができます。

まとめ

屋根の棟板金は、雨風から家を守る重要な役割を担っています。劣化や不具合が見られた場合は、早めに交換を検討しましょう。 定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、屋根全体の耐久性を保つことができます。